京阪 1900系
特急車
その3

前面のディテール工作を行いました。この段階でここまでのディテール工作を行う方は少ないかもしれませんが、車体に取付けてからよりもずっと楽に作業ができるので、無精者の私向きです。

貫通ドアに鳩マークをぶら下げるための突起を 0.6 x 0.3mm 真鍮帯板で表現、さらにドアノブを整形した洋白線で作り、ドアを前面にハンダ付け。

モデル8の京阪車番をハンダメッキした窓枠下に並べ、一つずつ慎重に並べてハンダ付けしました。当初 1925 と考えていましたが、車番の 6 がたくさん余っていたので、1926 を選びました。

行き先表示板掛けはメーカー不明の大変古い物を使用、ジャンパー栓その他の穴をあけました。

車体にハンダ付けする前に、プレス前面は平面が出ているようで出ていないことが多いので、定盤の上で平面を出します。
前面を車体にハンダ付けし、車体が箱になりました。
屋根部裏側には、0.25mm の真鍮板端切れを 3mm 幅に切り出して補強材としてハンダ付けしました。
2006年5月2日

ヘッドライトケースを旋盤で真鍮丸棒からひきました。

9/64インチのドリルで穴を掘りましたので、エコーモデルの 3.6φのレンズが使用できます。さらに、1.5mm の穴を貫通させてあり、ここに1.5V球を入れることができます。

前面の継ぎ目を消し、ヘッドライトケースを垂直、水平に気をつけて取り付けました。1900系らしさが出てきました。なお、乗務員ドア下の継ぎ目消しはアングル取り付け後に行う予定です。

なお、側面ステップですが車番によって付いている位置がポリシーないがごとく異なり、両運車が果たしてここにステップがあったのかどうかわかりません。間違っていたらごめんなさい。

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