東急デハ3600/クハ3770 
その5

MP用床板 2004年4月22日

暖かくなってきたのでそろそろ塗装を考えていますが、その前に、MP動力化することにしましたので、床板を作りました。カプラー台と床下機器の取り付け板はまだ作っていません。

厚さ約 0.8mm の真鍮板を使用し、EN-22 モーターに合わせて穴をあけました。EN-22 は床下機器をかなり犠牲にしますが、DCC 化を念頭に LN-14 コアレスモーターはあえて不採用。床下機器を含めた見かけも大切ですが、走りを優先しました。

室内塗装 2004年4月30日

天気が良かったので、クモハ12052と一緒に塗装を開始しました。

プライマーをふいたあと、室内を塗装しました。室内色は、国鉄電車用の緑にグレーを混ぜたものを使いました。実際の色がどんな色なのかさっぱりですので、これは本当に適当です。まさか、ニス色ってこともないと思いましたが、案外そうだったりして。まあ、自由形に限りなく近い工作していますからこれでいいでしょう。

デハ床下工作 2004年5月1日

MP化することにしたデハ3600の床下工作の続きです。床下機器は、床下をあえて取り外すこともないので、自作したチャネル材の上にエポキシで固定しました。主制御器は、どうにも固定のしようがないので、モーターに直接接着剤で固定することにします。

MP化により多少床下機器が犠牲になりましたが、まあそんなに悪くはないでしょう。

ヘッドライト点灯化のための穴あけ 2004年6月13日

ヘッドライトを点灯化することにし、ロスト製のヘッドライトに裏から 2.0mm の穴をあけました。ここに 1.5V球を差し込んで点灯化する予定です。

導光材も考えましたが暗すぎるのでやめました。大きさの関係から 1.5V 球を使用します。

車体塗装終了 一気に車体を塗装しました。オレンジ、ブルー共に調色したラッカーを使用しています。2色を塗装後、インレタを貼りトップコートにクリアラッカーとフラットベースを混ぜたものをふいています。車番ですが、手元のインレタの余っている番号を使用し 3610 と、3774 としました。この車番の実車があったかどうか、こんな車両なのか、なんてことは気にしていません。

屋根は濃い目のグレーを塗装した後、マスキングをはずさないでそのままフロッキルのウェザードブラックを軽くふいて、ウェザリングを兼ねつつ、旧型車の屋根のざらざらの雰囲気を出します。パンタ周りは少し他よりきつめに汚します。

車体はウェザリングをしますと少々くどくなりますので控えますが、屋根をこのようにエナメル系塗料を少しふいて汚しますとより実感的になりますのでお試しください。なお、後日、配管の墨入れ、パンタのウェザリングを行う予定です。

デコーダー接続試験 2004年6月14日

デハの床下を半艶の黒で塗装し(EN-22モーターはフロッキルのエンジンブラック筆塗り)、デコーダーの接続試験をしました。デコーダーには安価な Lenz の LE-1000を使用しています。ファンクションひとつと言う実に割り切ったデコーダーです。

1.5V 球は、1/4W 750Ωの抵抗を入れてあります。長期にわたって試験をしたことがないので、この値が適当かどうか、まだわかりません。もう少し抵抗値をあげて輝度を下げれば寿命が延びるかもしれません。車両ごとに抵抗値を変えて、気長に最適な値を見つけるつもりです。

前からわかっていたことですが、17m 級車体に 31mm の台車を載せると、やはりユニバーサルジョイントが長すぎて収まりません。モーター軸を切り詰めた上に、中間ジョイントも切り詰めないといけないようです。面倒だなと思いつつも、パワトラは使いたくないですし、MPギアの静粛性はやはり魅力です。

ウェイトは、A-Line の1個 14g の鉛ブロックを6個載せました。後日、試験走行して確かめる予定です。

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