京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その18

生地完成したデナ1、デナ11の車体上回りを並べて記念撮影。

以前に作ったデナ21同様、トワイライトエキスプレス色を車体に鉛丹色を屋根にそれぞれ塗装するつもりですが、下回りの工作の間に、ラッカー塗装に最適な季節を逃しそうですので、祝日の明日、天気がよかったら塗装を済ましてしまうつもりです。寒くなってしまったら、来年冬まで塗装持ち越しになってしまいますので...

2005年9月5日

祝日の今日、天気もよく、絶好の塗装日和でした。

車体は塗り分けもほとんどなくマスキングは楽なのですが、窓の保護棒をはじめとした磨きだし部分が多く、ラッカーを吹く前にプライマーをはがすのがとても面倒でした。

順調に磨きだし部分のプライマーをはがし、デナ21と同じトワイライトエキスプレス色を塗りました。いつもはエナメルで使っているエアブラシを使ったため、エアーブラシの距離をちょっとの間誤ってしまい、若干鮫肌になってしまったところが出てしまいました。水ペーパーで磨いてオーバーコートをすればきれいに出来るところですが...

3分悩んだ後、潔くシンナーどぼんしました。本日半日以上かけた作業が水の泡

デナ21と比べるとやはり塗膜の出来具合が気に入りませんでした。ここは妥協したくないのでやり直します。

2005年9月6日

気を取り直して、プライマーを塗り直し、磨きだし部分のプライマーをもう一度丁寧に取り除きました。

この後、室内を塗装と思ったのですが、シンナーで塗料を薄めると樹脂だけが凝固してしまいました。数色試してみて同じ状態のうえ、リターダーを入れると問題ないので、シンナーの真溶剤が揮発してしまった可能性が高いです。

窓保護棒のプライマーは、キサゲで前面部分をはがした後、細く切った紙ヤスリを写真のように巻き付けてきれいに除去しました。ここで時間を惜しまずに丁寧にプライマーを除去しておくと、塗料はいとも簡単に落とすことができます。
2005年9月7日

気を取り直して、室内を京阪黄色、車体をトワイライトエキスプレス色で(どちらもマッハカラー)塗装し、車番、社紋、社銘板、窓保護棒を丁寧に磨きだしました。

塗装にあたって、気候のせいか樹脂の固化が速いように思えたため、今回は少しリターダーシンナーを入れました。おかげで満足できるレベルで仕上がりました。濃緑色に、磨きだした金色が映えます。かっこいいな〜、って作った本人が言ってもしょうがないですが。

写真は、色合いがわかりやすいようにレベルを上げてみました。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る [続き]を見る


Copyright (C) 2005, 師匠 All Rights Reserved.