京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その2

2005年6月21日

妻板の R がありますので、窓枠を取り付けると隙間があきます。窓上部は目立ちませんが、下部は隙間が丸見えになりますので、なんとかしなければいけません。

キサゲ処理をしていませんので、汚い舞台裏を見せてしまうことになりますが、窓下部に 1.0mm の真鍮角線をハンダ付けし斜めに削ったあと、窓枠をハンダ付けしました。
結果、隙間もなくなり、窓下部が奥から斜めに下がっている実車の姿を再現することができました。とりあえず妻板1枚だけですが、まずまずの出来具合。
妻板ディテール追加 2005年6月22日

妻板にステップ他のディテールを追加しました。

ステップは、マッハの差し込みステップを原型をとどめないぐらい削って使用しました。上部2つは 0.3mm 洋白線併用です。少々オーバースケールになってしまいました。

レトリーバーの間に晩年にはない帯状の物が実車の写真で確認できるのですが、いったいなんなのか写真が不鮮明なためよくわかりませんが、0.5 x 0.2mm の真鍮帯板と 0.3mm 真鍮線でそれらしく作りました。

例によってとりあえずひとつの妻板だけ。窓枠を含めて同じことをあと3回しなければいけません。

残りの妻板工作 2005年6月28日

残り3枚の妻板のディテール工作を始めました。

0.5 x 0.2mm の帯板の貼付け、0.4mm 真鍮線の窓枠下ハンダ付けと1枚目の妻板同様の加工をしました。

京阪1800系の妻板工作も一緒にやりましたので、今日はこれだけ。

妻板折り曲げ 2005年6月29日

湿気が多くて不快なため、ほとんど工作らしい工作はしませんでした。

妻板を折り曲げゲージに合わせてゆっくりと曲げました。1枚目の妻板のとき同様、窓枠下の 0.4mm 真鍮線は妻板との延び率の違いから両サイドからはがれてきましたので、しっかりとハンダ付けしました。

車体側板を図面を見ながら設計を始めました。設計してから作れよと怒られそうですが、毎度のことながら行き当たりばったり工作です。最初から工法を決めて作るよりも、作りながら最適な方法を見つけられるから、なんて詭弁になってしまいますが、実際、最初に考えていた方法と異なる方法で作ることは多いです。

側板はほぼ工法決定しましたが、強度が出せるか少々心配な面もあり、妻板の仕上げをしながらもう少し考えてみます。

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