京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その3

側板切り出し 2005年7月1日

妻板の工作が残っていますが、側板の工作を始めました。

側板上部と乗降ドア部分は 0.35mm の真鍮板、側板下部はエコーモデルの 0.5mm 筋目板(0.4mm厚)を使用します。側板下部をはめ込んでハンダ付けするつもりです。

2枚の板をハンダ付けします。厚みが若干違いますので表側で平坦になるようにします。他の素材のハンダ付けの際にハンダが流れてしまうとキサゲ処理が面倒ですし、スジ目をつぶしたくないので 50/50のハンダを使用しました。
窓枠まわりの表現は妻板同様 0.15mm 厚の真鍮板を貼付けて行います。
窓枠は裏側からケガキ、抜きますので、余分なハンダを処理しておきます。

このままですとまだ強度不足でちょっと力を入れると側板の上下が分離する恐れがあります。下方に窓板を延長して強度を持たせる予定です。

窓穴あけ 2005年7月2日

デナ1の側板1枚の窓穴あけをし、妻板同様 0.5 x 0.2mm の真鍮帯板を両サイドにハンダ付けしました。

拡大するとこんな感じ。ウインドウシル未工作ですが、デナ1の窓の雰囲気をまずまず表現できました。

筋目板のハンダ付け部分と、窓まわりの薄板に気を使いながらの穴あけ、ヤスリ整形ですので、通常の窓穴加工より時間がちょっとだけかかりますが、リベット穴あけよりははるかに楽です。

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