京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その21

台車を避けるように少し外側に張り出した運転席下ステップを作りました。

0.25mm 真鍮板の折り曲げ部分に、アクリルカッターで筋を入れてから、0.6mm 幅で切り出し、コの字に折り曲げた後、プライヤーで外側への張り出し部分の曲げを入れ、最後に床板への固定部分を曲げました。

文章に書くと手間をかけているように思えますが、このステップは途中に段がないので、非常に簡単に作ることができました。

これでデナ1の床下工作はほぼ終了です。残るは、MAN台車。資料となる写真はたくさんいただいているのですが、さてうまく作れるでしょうか。

2005年9月28日

ここのところ仕事が忙しい上に、映画を観ていたりで工作はさっぱりでしたが、久しぶりに少しだけ。

デナ11、トラスバーを車体に固定するベース(本当の名前を知りません)を作りました。素材は 0.35mm の真鍮板で、車体側に切り欠きを入れ、しっかりと固定するつもりです。

2005年10月2日

デナ11の床板の周囲に 1.0mm 真鍮角線をハンダ付けしました。一気に床板工作を終わらせようと思ったのですが...

突然思い出したように、デナ1用、MAN台車の工作を始めました。

まず、0.8mm の真鍮板から台車フレームを作ります。台車2個分で、4枚フレームを作りますが、とりあえず考えた工作方法が形になるかどうか確かめてみたく1枚切り出しました。

エコーモデル No.653 貨車用軸受けから、軸箱と板バネ部分だけを切り出し、左右の板バネおさえを下方に曲げました。
台車フレームに試しに載せました。板バネの左右の押さえがオーバースケールですが、軸受け周りはうまく作ることができそうです。

ボルスター、ボルスターバネをうまく作ることができれば、リベットなど細かい作業はあるものの MAN 台車(らしきもの)を作ることができそうです。

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