京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その23

2005年10月11日

引き続きリベット穴をあけます。

金岡1号のおかげで穴あけは楽なのですが、さすがに 1.0mm 厚の真鍮材をあけるのは、ドリル刃をいつ折ってしまうかとひやひやです。

すべての台車フレーム下部に 0.25mm 真鍮板をハンダ付けしました。やはり穴あけが大変なのでリベットは、軸受け周りの目立つ部分だけにして、あとは省略することにしました。

ドリル刃を途中で折ると、抜くのが苦労しますし、スケールサイズで 0.25mm 以下の真鍮線を 1mm 厚の真鍮板に植え込むのは危険度に比べて効果が薄いと判断しました。無理と思ったら、あっさり割り切ることも必要だと思います。

2005年10月18日

まもなく注文した素材が届くので、デナ11の床板を先に終わらせてしまうことにしました。

1mm 真鍮角材で梁を簡易表現、とりあえず中央梁を入れました。

2005年10月19日

未完成だったデナ1制御器のディテールをスチレン材と 0.3mm 真鍮線で付けました。まあそれっぽくできたと思います。型取りして、ホワイトメタルで複製してもいいところですが、デナ1をさらに作る予定は今のところないので、このまま使うつもりです。

これでデナ1残りの作業は、台車、乗客用椅子の工作と床下の塗装だけになりました。

2005年10月23日

デナ11 の床板、簡易梁の工作を終えました。1mm の真鍮角材をハンダ付けした後、切り出した0.25mm の真鍮板をハンダ付けしました。

この週末は、パーツカタログの写真撮影に時間を費やしましたので、あまり工作は進みませんでした。

2005年10月24日

トラスバーをベースに固定しました。

数少ない資料写真を見ると、デナ11のトラスバーは角棒のようでもあるし、丸棒のようにも見えます。どちらともはっきりと判断しかねましたので好みで 角材で作ることにしました。

0.5mm 真鍮角線の末端をハンマーで軽くつぶしてヤスリで整形、トラスベースにハンダ付け後、0.4mm の真鍮線をカシメてハンダ付けしました。

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