京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その9

ドアハンドル、手すり工作 乗降ドアハンドルとドア脇の手すりを 0.3mm 真鍮線で作りました。ハンドル、手すりともにジグを作って曲げました。詳しくは、こちらをどうぞ。
金岡1号 ドアハンドル、手すりの穴あけに活躍したのが、今日はるばる日本から届いた「金岡1号」です。穴あけスピードは、手作業に比べ十数倍速くなったと思います。

蒸気機関車用ロストパーツを製作、販売されている金岡工房さんにお願いしてルーマードリル刃のチャックをキャノンモーターに合わせて作ってもらいました。

小径ドリルを高速でかつ、ワークの手元で回すことができますので、正確な位置に速く穴をあけることができます。このツールの利点は、ピンバイスを手で回すよりも速いだけでなく、ドリル刃を折るリスクが低くなる点です。

デナ11側板 アングルを取付ければ側板は完成です。

デナ11 の側板を妻板に合わせて雰囲気を見てみました。デナ1と似ていて異なる姿を実感できます。

アングル取付け 2005年8月16日

デナ11用の床板固定アングルを 0.35mm 真鍮板で作り、先に作っておいたデナ1用床板固定アングルと一緒に側板にハンダ付けしました。これで側板工作完了です。

妻板ステップ取付け ずっと先延ばしにしていた妻板3枚のステップを作りました。細かい同じ作業の繰り返しは面倒で先延ばしにしていましたが、終わってみれば結構早くできました。

これで妻板の工作完了です。バンパー工作、取付けを箱組みの前にするか、後にするかで悩みました。

バンパーが妻板から若干浮いているように写真では見える上、バンパーを妻板に先に取付けてしまうと箱組みが難しくなるので、箱組み後に付けることにしました。

定盤上でヤスリがけ 定盤上で妻板、側板の接合面の直角を確認しながら必要に応じて修正するとともに、妻板の接合面が側板接合面と密着するようにしました。

この段階で妻板の折り曲げ時のゆがみなどをきちんと修正しておきます。

私は右利きですので、写真はポーズだけ。実際には水を使っています。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る [続き]を見る


Copyright (C) 2005, 師匠 All Rights Reserved.