京都電燈デナ1、デナ11
(叡山電鉄)

 その5

窓裏側 窓工作の状況を側板裏側から見るとこんな感じです。

側板上部と筋目板を使用した下部の接合部の強度不足を補うために窓板を下にのばしハンダ付けしました。これで十分な強度を持たせることができました。なお、窓板下部ぎりぎりのところにアングルを取り付ける予定です。

乗降ドアと一体も考えましたが、加工が面倒になるのでやめました。

車番エッチング版下 2005年7月8日

車番、社銘板、社紋表記をエッチングで作りますので、その原版をイラストレーターで作りました。

デナ1、デナ11の車番は、デナ21、デナ500 同様、トップナンバーの 1 と 11 を選びました。

エッチング処理 0.15mm 厚の薄い真鍮板にエッチング処理を行いました。

ラミネート処理の前にきちんと表面を処理しなかったので、一部フォトレジストがはがれてしまい、不必要な部分までエッチングしてしまいましたが、必要数以上確保できましたのでまずまず成功と言ったところです。

抜き落としを考えて、フォトレジストの現像を行いましたが、実際のエッチング処理の段階で、欲張らずに表面をきれいにエッチングすることに専念することにしました。従って、一枚ずつ切り出す必要がありますが、まあ、トレードオフですね。以前より少しエッチングに慣れたつもりです。

切り出し準備 そのままですと、糸のこの刃が絡みますので、0.25mm の真鍮板をハンダ付けして切り出します。
切り出したあと、0.25mm の台紙は取り除き、ヤスリで整形。製作中の側板に置いてみました。なかなかいい感じ。
車番、社紋取り付け 2005年7月9日

エッチングで作った車番、社紋をデナ1妻板にハンダ付けしました。社紋が今ひとつの出来ですが、まずまずと言ったところ。

早く塗装をして、金色に磨きだしたいものです。

側板の窓穴あけ作業もはじめましたが、まだすべて終わってません。単調な作業はどうもだらけてしまいます。

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