その11
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2005年5月3日 乗降ドア上のヘッダ、水切りをそれぞれ 0.5 x 0.2mm 真鍮帯板、0.3mm 真鍮線で取り付けた後、継ぎ目にかかるリベットを植え込み、ようやくリベット植え込み作業がすべて終了しました。 エコーモデル No. 1648 車側表示灯を運転席側窓上に取り付けたところで今日はおしまい。 |
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2005年5月4日
特徴ある細い二段雨樋は、0.8 x 0.2mm と 0.5 x 0.2mm の真鍮帯板の貼り合わせで作ります。 位置決めをしてテープで仮止めし、ピンセットで2枚の帯板の位置を修正、ベークブロックを押しあてながらハンダ付けします。面倒と思われるかもしれませんが、慣れると非常に簡単にかつ経済的に二段雨樋を作ることができます。 同じ長さの帯板を貼り合わせて長い雨樋を作るときには、帯板の端部を少しずらして貼ると、接合面があまり目立たなくなります。 ベークブロックは大小2つほど持っていると、工作の際に意外に役立ちます。残念ながら糸鋸などではきれいに切断できないので、フライス盤などで切り出さないといけませんけれど、近くにフライス盤を持っている方がいたらぜひ頼んで切り出してもらいましょう。どうしても手に入らないけど欲しいという方、ご相談ください。 |
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雨樋を取り付けました。いい感じに細い二段雨樋を表現できたと思います。 |
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屋根の工作に入ります。
例によって屋根の大きさ基準ゲージを作りました。車体幅より若干幅広しつつ雨樋の内側に収めるサイズにします。また、この段階で、おでこ部分の真鍮ブロックのサイズを決定すると同時に屋根板の長さをだします。 |
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屋根の折り曲げ基準ゲージを作りました。図面通りに仕上げましたが、実車はもう少しなだらかな屋根肩をしているかもしれません。この車輛の屋根の形の決定はなかなか難しいです。もうちょっと写真集その他を眺めて決定する予定。 |
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2005年5月5日
真鍮ブロックからおでこ部分を切り出しました。屋根が深いのでいつもより厚めの真鍮素材を使っています。 ドレメルツールを使って切り出しましたが、切り出している最中にどうやらドレメルが壊れてしまったようです。スピード調節がきかず、常に最高回転で回るようになってしまいました。うーん、痛い! 結局おでこを切り出しただけで、工作らしい工作はしませんでした。 |
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インレタの版下を作り始めました。
京阪1300型の際には、Photoshop を使いましたが、今回は、Illustrator を使っています。 後ほど、Illustrator での入稿方法をインレタ特注ページに加筆予定。 |
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