京福デナ500
(元阪神831形)

その13

カプラー部分解

床板を取り外すとこんな感じになります。連結器(カプラー)台の取り付け方がわかるかと思います。

バンパー工作 2005年5月10日

残る片側のバンパー、連結器周りの工作を行いました。

バンパーはまずまずの出来だと思いますが、バンパーサイドに付く乗務員用のステップをどう作るか、非常に悩むところです。

屋根試作 2005年5月13日

屋根の試作をしました。

0.35mm 厚真鍮板を焼き鈍し、2種類の太さの丸棒でしごいて丸めました。試作2つ目でまずまず納得のできるものができました。

モデル8の US (Union Standard) No. 10 ポールを試しに付けてみました。細い車体に深い屋根、なかなかいい感じです。

余談ですが、エコーモデルのトローリーポールも US No. 10 がプロトタイプだと思います。

おでこハンダ付け 2005年5月14日

試作より少し浅く屋根を作りました。

0.35mm 厚の真鍮板を屋根サイズに切り出し焼き鈍した後、すそを折り曲げ機を使ってカーブをつけ、さらに真鍮丸棒で全体を丸めました。

焼き入れ後、おでこブロックをいつものように 50/50 の半田で固定し、グラインダーで大雑把に削りました。

おでこの整形 2005年5月15日

おでこの整形を行いました。

粗目の金工ヤスリでだいたいの形を整え、徐々にヤスリ目を細かいものに変え、最後に水ペーパーで仕上げます。

水ペーパーをかけてケガキが消える前に、ベンチレーター用の穴をあけました。

キャンバス止めと思われるバンドは、0.8 x 0.2mm の真鍮帯板で表現しました。最近、福原金属の帯板を入手しましたが、この程度のものでしたら、高価な福原金属製ではなく、KS の帯板でも十分でしょう。

ここまでの屋根工作はさほど難しくありません。この車輛、ランボードを含めた屋根上は複雑な上、配管止めがやたら数多く、しかもランボード上にあるため、かなり面倒な工作になります。時間をかけて作って行くつもりです。

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