その2
2005年2月14日
妻板のウィンドウシルとヘッダーを工作しました。 ヘッダーは、0.5 x 0.2mm の真鍮帯板で表現し、上部に 0.3mm の真鍮線でリベット植え込み。 段付き、リベット付きのシルは、0.8 x 0.2mm の真鍮帯板に 0.4mm の真鍮線を重ね車体に半田付けした後、真鍮線をヤスリで削り整形しました。さらに、0.3mm 真鍮線のリベットを植え込みました。0.4mm 幅に 0.3mm 真鍮線をきれいに並べるのはなかなか難しく、多少乱れてしまいました。 リベットに関しては写真のようにオーバースケールなのは仕方ないところです。ただ時間をかけただけの効果があるか、どうか客観的な意見を伺いたいところです。まあ塗装してみると落ち着くものなので、それを期待しています。 最後に 0.25mm 真鍮板で運転席窓枠を作って本日の作業終了。時間をかけているものの、まだ妻板は完成していません。おまけにもう1枚同じ物を作る必要があると思うと気が重いです。 |
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2005年2月15日
デナ500は阪神から譲渡後、入線時には貫通扉の幌は付いてなく幌枠座のみでした。幌枠座のベースを 0.25mm の真鍮板で作りました。 妻板にドアの表現をしていませんが、この幌枠座がドア表現を兼ねるように設計しました。 |
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0.6 x 0.3mm
の真鍮帯板を幌枠座ベースに半田付け後、妻板に取り付けました。設計どおり、うまく貫通ドアが表現できました。
続いて、0.3mm 真鍮線でドアノブ、エコーモデルのスケール網目板(T字)で貫通渡り板を作り、さらに 0.25mm 真鍮板と 0.5 x 0.2mm の真鍮帯板を重ねた後、0.3mm 真鍮線でリベットを植え込み、貫通扉中央の行き先表示板掛けと思われるものを作りました。 なお、昨日作った前面窓枠は削りすぎましたので作り直してあります。 屋根乗降用ステップが残っていますが、妻板はこれでほぼ完成です。いろいろ問題もありますが、デナ500らしさがそれなりに出せたと思っています。 これと同じ物をもうひとつ作らないといけないのが憂鬱です。 |
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2005年3月17日
久しぶりにデナ500の工作に戻ってきました。 もう1枚の妻板と側板2枚のケガキを始めました。リベットのケガキだけでもかなり時間がかかります。しばらく進捗状況があまりよくない状態が続くかと思いますが、こればっかりは仕方ありませんね。リベット埋め込みを決断したからには避けては通れません。 |
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2005年3月18日
リベット穴あけはなるべく後回しにしたいので、側板1枚の窓穴あけを行いました。あまり模型工作をする時間もなかったのでヤスリによる仕上げ加工はまだしていません。 両サイドの妻板と接する面のドアの穴あけをしますと強度が下がるのであとから行う予定です。 ある程度までの工作はそれなりのスピードで進むと思いますが、リベットのことを考えると頭が痛くなります。 |
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2005年3月20日
窓穴の整形を行いました。さあ、リベットの穴あけが待っています。 |
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