京都電燈デワ101
(叡山電鉄)

 その15

屋根裏を覗き込むと、梁がいい感じに見えます。

やはり箱物と異なり、屋根裏が見えますので、こういうところはあまり手を抜きたくありません。

2006年4月18日

午前中、所用でボストン市内に出かけましたら、警察官による発砲の現場に居合わせてしまいました。町中で聞く銃声は気持ちいいものではありません。さて、今日の工作。

台車の補強梁(棒)を 0.6mm 真鍮線で表現しました。なお、台車フレームの一部が干渉しましたので、フレーム裏側の一部を削って真鍮線を通しました。

続いて、排障器をつけました。0.7mm の真鍮板を紙ヤスリで木目調に傷をつけたあと、台車片側に 0.6mm 真鍮線でかしめてハンダ付けしました。台車を床板から分解できる構造にしますので片側支持としました。かしめてありますので強度的にも乱暴に扱わない限り大丈夫そうです。

あおり戸をあけた際に衝撃を和らげるためのものと思われるものを作りました。0.15mm の真鍮板にアクリルカッターで折り曲げ位置に線を入れ、幅0.8mmで切り出した後、ハンダ付け。その後、水ペーパーで薄く仕上げました。

生地完成までに残る作業は、集電関係、乗務員ステップ、床下機器となりました。

2006年4月19日

写真を良く見てみると、嵐山線の車輛と異なり、京都電燈/叡山電鉄の車輛は、他の叡電車輛同様、ポールフックの高さが前後で異なるようですので、片側のフックを低くしました。

昨日作ったあおり戸の緩衝バネと思われるものと、0.15mm 真鍮板から作った乗務員ステップを車体床下にハンダ付けしました。

ハンダしろが狭いので、0.8mm 真鍮線をハンダ付けしハンダ付け面積を増やして取り付けました。取り付けた 0.8mm 真鍮線に床板が干渉しますので、床板の干渉部分を切り取りました。

ガラスエポキシ基板と 0.1mm 燐青銅板で集電ブラシを作りました。

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