京阪和歌山支店 100 風の
自由形路面電車

 その5

窓を妻板に半田付け 折り曲げた窓パーツを妻板にしっかり半田付けします。中央の窓桟裏側をあらかじめ半田メッキしておくと、中央部もしっかりと半田付けすることができます。

半田を流しすぎるとキサゲ処理が面倒になりますので注意しましょう。

妻板完成 窓をやすりで整形して妻板が完成しました。

窓穴をあけて、窓をひとつずつ作るのはとても面倒に思えますが、慣れてしまえば、この妻板窓の工作程度でしたら、30分弱で出来上がります。意外と簡単ですのでお試しください。

いきなりスクラッチで窓工作に抵抗がある場合には、キット工作で2段窓表現にチャレンジすることから始めるのもいいかもしれませんね。

側板の切り出し 2005年2月20日

側板をケガキ、糸のこで切り出しました。まだ整形作業は行っていません。

ほとんどが直線ですので、特に難しい点もないでしょう。慣れてしまえば、窓抜きも結構すぐに出来てしまいます。曲線部分のケガキは、真鍮板のはぎれなどでゲージを作って行えばきれいにそろえることが出来ます。

シル、ヘッダー、他の取りつけ 2005年2月21日

側板をヤスリで整形し、乗降ドア左右に 1.0 x 0.3mm 真鍮帯板を半田付けしました。

さらに、0.5 x 0.2mm 真鍮帯板でウィウンドウヘッダー、1.0 x 0.2mm と 0.6 x 0.4mm の真鍮帯板の貼り合わせでウィンドウシルを作りました。

これでだいぶ側板の強度が上がり、作業もしやすくなります。

側板窓加工 初心者の方には決してお勧めしませんし、胸を張って自慢できる技法でもありませんが、慣れてくると面倒くさがりの私はこんなことをやると言うことで...

ケガキなしで、客室窓を作ります。0.25mm 厚の真鍮板を切り出し側板裏側に半田付け。適当なところに糸のこの刃を通す休み穴をあけ、糸のこで大雑把に窓枠を抜き、ヤスリで整形します。

右下の窓が整形の終わったもの。これを基準に他の窓も合わせて穴あけ、整形していきます。

結構正確に合わせることができますが、決してお勧めできる技法ではありませんのでご理解を。

窓整形終了 2005年2月23日

窓を糸のこで抜いてから、ヤスリで整形しました。慣れればそれほど時間はかかりません。

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