京阪和歌山支店 100 風の
自由形路面電車

 その6

乗降ドア工作 とりあえず1枚だけ、乗降ドアの工作を始めました。ドア本体に 0.25mm の真鍮板を使用し、0.8 x 0.2mm の真鍮帯板で折り戸を表現します。

さて、これからが問題です。更新後の実車のドアは図面とだいぶ異なる上、図面のドアは、立体にした場合、どうなっているのかよくわかりません。ここまで作るにも結構面倒なので、もしかしたら、実車の写真に合わせてもっと簡単な物にしてしまうかもしれません。

乗降ドアの続き 2005年2月24日

結局図面にも従わず、更新後の実車も詳しくわからないので、自分の好みに合わせ、ドア下部に 1.4 x 0.2mm と 0.8 x 0.2mm の真鍮帯板をあてて、シンプルにまとめました。車体自体、簡素に作っているのでドアだけごてごて飾るよりいいと思います。

さらに同じ物をもう1枚と、左右対称の物を2枚作らないといけません。とりあえず今日はここまで。

乗降ドア完成 2005年2月28日

乗降ドア4枚ができあがりました。ちょっと精度の悪いところがありますが、まずまずでしょう。

側板裏側、妻板と接する面に 1.0mm の真鍮角棒を半田付けし、妻板を取り付けやすくするとともに角の補強としました。

窓保護棒の工作 2005年3月1日

窓の保護棒を作り始めました。保護棒の位置は車体にキズを付けないように油性マジックを塗った上を軽くノギスを滑らせてケガキます。

0.4mm の穴をあけ、0.3mm の洋白線を 0.3 x 0.15mm の洋白帯板で作った割ピンでとめます。

側板完成 2005年3月2日

残りの窓保護棒を取り付け、乗降ドアの手すりを 0.3mm 洋白線で作りました。写真を撮ってから気がつきましたが、少し曲がってますので修正しました。裏側をヤスリがけした時に曲げてしまったのだと思います。

手すりの作り方は、こちらを参照してください。ちょっと面倒と思われるかもしれませんが、必ず治具を作って手すりを作るのが成功の秘訣です。

車体箱組み

2005年3月3日

妻板と側板を半田付けし車体を箱組みしました。接合面があまりないため角度出しに少々苦労しますが、仮止めを繰り返しながら位置を正確に出して組み立てて行きます。

箱になったところで、2枚の側板の間に 0.35mm の真鍮板を渡し補強します。車体が丈夫になったところで、妻板と側板の接合部の継ぎ目消しを行いました。

ディテールこそありませんが、路面電車らしい雰囲気になりました。

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