その9
#400 の紙ヤスリで継ぎ目を消すと同時になめらかにおでこ部分を仕上げます。時々車体に乗せて左右のバランス、サイズを合わせ慎重に仕上げます。ヤスリがけ自身は、キット工作時の屋根の継ぎ目消しとあまり大差ない作業です。
おでこ部分が出来上がり、いよいよランボード工作を残すのみです。 |
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2005年3月9日
ランボードを作りました。 厚さ0.35mm の真鍮板を使用しています。ポールを通すための穴はランボードを切り出す前にあけておき、穴の中心線を通るように切断します。プラ製のポール下部が太いので細めの穴をあけて、屋根に固定後、所定の大きさに穴径を広げる事にしました。 中央部はポール台として2枚重ね、0.5mm 真鍮角棒を脚としました。 |
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ランボードを屋根に半田付けした後、屋根を車体に半田付けしました。おでこ部分は熱が伝わりにくい上、温めすぎるとせっかくきれいに整形した継ぎ目が台無しになってしまいますので、低温半田を使用しました。 最後に、0.4mm の洋白線でポールフックを作り、生地完成です。 床下にアルモデルの簡易動力装置を使っていますので、非常に速く出来上がったと思います。床下にあわせて、上回りのディテールはほどほどに、つぼみ模型の車輛風に仕上げてみましたがいかがでしょう。これを読まれた方にはぜひスクラッチにチャレンジしていただきたいと思います。やってみると意外に簡単! |
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実にあっさりとした下回りです。床板なし! パワトラは、MPギア化する予定の京阪3000系から失敬してきました。 |
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2005年3月10日
生地完成と言ってはみたものの、屋根がどうもすっきりしすぎていて気に入らず、ステップを取り付ける事にしました。 並行に2本 0.6 x 0.3mm 真鍮帯板を並べてテープで仮止めし、1.0 x 0.3mm 真鍮帯板を半田付けしステップを作りました。 |
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出来上がったステップを低温半田で固定して、今度こそ生地完成。 |
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