京都市電 600型

 その13

さらに中央部の梁も折り曲げ角度を調節して切断、固定しました。集電部分は完成。
下部フレームは、約0.7mm厚の洋白板から切り出しました。本物は、上部フレームが一番下まで延びているのですが、太くなってしまうので適当なところで切断しました。

ピストン棒は、フレーム上部に 0.5mm の穴を慎重にあけ、0.6/0.4mm 真鍮パイプを端部にかませた0.4mm洋白丸線としました。

ヒンジ部には、0.4mm の穴をあけました。

ピストン本体は、1.8/1.5mm の真鍮パイプに 0.25mm 真鍮板でフタをして、ピストン棒を通し、さらにピストン支持棒に0.4mm 洋白丸線を通しました。支持棒とピストン棒がパイプ内で干渉するためビューゲルの位置を任意に固定することができるようになります。

ビューゲル基部は、手元にあった適当なインチサイズのチャネル材を整形、細く切った0.35mm 真鍮板に固定しました。

今回の工作で最も悩んだ部分が、ピストンを支持する部分です。

実機と同じ形にするのは無理と割り切り、折り曲げた0.4mm 洋白丸線に 0.25mm 真鍮板をハンダ付け、整形して、0.4mm の穴をあけました。

組み上げて完成。

初めてのビューゲルスクラッチ工作、非常に楽しんでできました。反省点もありますが、初めてと言うことで自己採点は 100点満点!

おまけに正面写真。

なお、同じ工作内容の記事を工作のヒントにも掲載する予定です。

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