京都市電 600型

 その17

2006年11月16日

おでこにはいつも通り真鍮ブロックを使用します。真鍮ブロックを載せる部分を水平、垂直をきれいに出して仕上げました。

また、窓枠を取付け保護棒を固定するための穴が埋まってしまいましたので、窓間にある穴をあけ直しました。

約0.8mm 厚の真鍮板から床板を切り出しました。手前が 601 用で少しテーパーが入っています。奥は 686用、ドア部分が干渉しないように当たる部分を削りました。

さすがにこの厚さですと手動切断機での切断は刃を痛める心配がありますので、#0 の糸のこ刃 (Antilope製) で切り出しました。

実は、動力が最大の問題です。 (だるまやの動力があるだろう〜って声が聞こえてきそうですが...)

601 の台車センターピン間、52mm しかありませんので、F-4ギア使用はかなり厳しいものがあります。

写真上は、12V両軸で最も小型な部類のアルモーターです。路面電車なのに急カーブは曲がれそうもありません。

写真下は、ファウルハーベル SR1506 コアレスモーターです。薄さは申し分ないのですが、片軸駆動になってしまうのと、径が 15mm と太いのが問題です。

どちらも一長一短ですが、とりあえずアルモーターを使うことにします。

2006年11月17日

0.35mm 厚の真鍮板から床板固定アングルを作りました。

板材を切り出したあと、アクリルカッターで折り目に軽くスジ目を入れて折り曲げ機で曲げて作ります。

タップは車体に取付けてからのほうが立てやすいので、後ほど行います。

厚手の真鍮材からおでこ部分を切り出しました。
2006年11月19日

ヘッドライト用の穴はおでこ取り付け前にあけた方が楽ですので、位置決めをします。やり直しとなるとブロックの切り出しからになりますので一発勝負。とりあえず 686 の片側だけを試しにやることにしました。

切り出したおでこ部分にヘッドライト用の穴をあけます。3mm のドリルで下穴を深く掘ったあと、5/32 インチ (3.969mm) のドリルで適当な深さまで穴を広げました。

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