京都市電 600型

 その3

2006年8月12日

窓、ドアを抜き、整形、さらに窓保護棒取付け用の穴をあけました。

折り曲げました。今回は満足のいくものができました。

601のダブルポール時代の写真を見ると、図面から算出した数値よりも窓間の幅が狭い気がします。後ほどもう少し削り込もうか思案中です。

2006年8月13日

またやり直したわけではありません。工作記のタイトルが変わったのにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、戦時下に追加製造された686-695をビューゲル仕様で作ることにしました。

お題をいただいた時点では、600原型だけだったのですが、686の資料までいただいちゃったもんだから仕方ありません。

と言うことで、601同様、0.35mm 真鍮板にケガキ、切り出しました。686は、車体前後のテーパーがない分、組み立ては楽になります。601に比べ、窓1枚多いですが、窓幅は減少しています。

601同様、折り曲げました。

下部の角を丸めるのを忘れていたことに写真を見ながら気づきました...

601, 686 を並べて記念撮影。

686は、戦時の製造とは言え、別形式にしてもいいくらい異なるのですが...共通して作れる部品は乗降ドアのみで、あとはすべてデザインは一緒だけどサイズが異なると行った具合です。台車は幸い KS-40L 同型(車体とも田中車輛製)ですので、だるまや製品が 601同様使えます。

2006年8月14日

写真では分かりづらいですが、窓間の柱を 0.2mm ずつ削り込み細くし、より実車の持つ雰囲気に近づけました。

各柱には窓保護棒取付け用に 0.4mm の穴をあけてありますので、取り扱い注意です。

明後日からいよいよ出張です。糸のこ、やすりと一緒に持って行こうか、どうか思案中。電圧が違いますので、半田ごてはさすがに持って行けません。

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