京都市電 600型

 その41

組んでみて気がついたのですが、だるまやの台車枠は、折り曲げ位置が品物によってはかなり内側になっていて、そのままでは車輪が当たって回りません。

折らないように慎重にプライヤーで開いてから、折り曲げ直し、ヤスリで整形して修正しました。完全に揃ったとは言えませんが、走行に影響はなくなりました。

路面電車用ボルスターは背丈が高いので、そのままでは、車高が異常に高くなってしまいます。

路面電車用ボルスターの使用をやめて、車内に大きめのモーターを入れて、1軸駆動も考えましたが、とりあえず台車間距離の長い 686 で 2階建て床板を試してみることにして、動力が絡む部分を抜きました。

686 車体はすでに塗装済みですが、アングルが車輪と若干干渉しますので、後ほど少し削る必要があります。

2007年3月18日

モーター、台車を取付ける床板2階部分を 0.8mm 厚真鍮板で、モーター固定金具を 0.25mm 真鍮板で作りました。

床板2階部分を仮組みしてみました。モーターは、両軸のアルモーター、イモンの黒色シリコンチューブで、Fギアにつなぎました。

フクシマの Fギア用のセンターピンは、床板の幅が狭い、小さいので不向きですので、エンドウのMPギア用センターピンを使用して台車を固定します。

車体下側から見るとこんな感じです。

台車間が短いため、シリコンチューブで繋いでいます。もっとも、私がこれまでに作った路面電車はすべてシリコンチューブを使っていますが...

床板1階部分と2階部分を 4mm 真鍮角棒をはさんでハンダ付けしました。熱量が必要ですので、液体ハンダをバーナーであぶってハンダ付けしました。

床板の厚みがそれなりにありますので、作る前に多少心配だった強度も十分です。

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