京都市電 600型

 その42

仮組みした床板ユニットを車体に合わせて、台車位置、高さを確認しました。イメージしたとおりにできたので満足。センターピンのスペーサーを多少削って、ほんの少し車高を下げてあげれば実車にほぼ忠実になると思います。ただ、あまり下げすぎると走らなくなるので、ある程度で妥協するつもりです。

601 も同様に工作することにします。

2007年3月21日

台車が車輪に当たるので曲げ直したと書きましたら、ある方から実車はモーターが付いている方の台車枠は長くなっているとの情報を詳細な写真付きでいただきました。

まるで挑戦状のような情報ですので、これはなんとかしないといけません。

曲げ直すのは危険ですので、前後の枠を作り直すことにし、切断のうえ、細く整形しました。

強度を考えて少し厚めの気がしますが、 0.35mm 真鍮板を細く切り出し、台車にハンダ付けのあと、0.4mm の穴をあけて、0.4mm 真鍮丸線をかしめ、ハンダ付けしリベット表現しました。

実車の写真を見ると、前後の枠の太さが微妙に違いますので、それぞれ、1.0mm、1.3mm 幅にしました。また、リベットの数も違いますので、位置に気をつけて工作しました。

できあがりはこんな感じ。かなり細部を省略しましたが、元々の台車よりはかなりすっきり仕上がりまずまずの出来具合。

おなじ作業をあと7個分しないといけないのが少々面倒です。

2007年3月22日

昨日までは目をつぶっていたのですが...

またまた、メールにて今度は別の方から挑戦状をいただきました!

ってことで、実車になるべく則するように抜きますが、板バネ部分は抜くのが面倒ですので切り落とします。

細く切断した 0.35mm 真鍮板をハンダ付けして、出来上がり。だいぶよくなりました、さすがに軸受け下部は苦労して抜いてもあまり効果がなさそうなのでやめておきます。台車ボルスターも少し切断する必要があります。

昨日同様のことをいいますが、ここまでの作業をあと7回するのは骨が折れます。

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