京都市電 600型

 その49

試験点灯の結果はいい感じです。

KATO のものではなく、TOMIX 製を今回は使用することにします。

室内灯ユニットは、N ゲージ用のものでも、小型車輛には効果的に使うことができそうです。

2007年4月30日

601 用の DCC デコーダーの配線をしました。

費用対効果を考えつつ、配線の乱雑さを避けるために、標識灯の点灯化は見送ることにし、TCS の M2、2ファンクションデコーダーを使います。

室内灯ユニットと並列にデコーダーを入れて、さらに 1.5V 電球を 620Ω抵抗をはさんで配線しました。抵抗はデコーダー直近にハンダ付けした上、熱収縮チューブで絶縁しました。写真デコーダー左、黒いチューブの中に抵抗が収まっています。

電球を差し込んで点灯してみました。これでも暗めに設定したつもりなのですが、結構明るく光ります。
2007年5月6日

客用座席をホワイトメタルで作るべく、スチレン材で型を作り、シリコン型を作ろうと思ったら...シリコンが古くなっていて使い物になりませんでした。急遽、オーダー、届くのをこのまま待ちます。

前回、日本に行った際に購入して来た型取りブロックですが、非常に使い勝手がいいです。

前照灯レンズは、601, 686 共に、モデルワムの 2.75φの物を、標識灯は、1φの光ファイバーを熱を加えて整形、エナメルのクリアレッドを塗って固定しました。

行先表示は、フォトプリント用紙に四条河原町を印刷して使用。行先表示向かって右側の経由地表示は、資料不足のため空白にしました。行先表示は黒字に白抜文字のような気もするのですが、0.3mm 塩ビ板で窓ガラスを入れて、601 上まわり完成です。

室内灯、前照灯ですが、室内灯ユニットの厚みが気になるので、横から見た時のプロポーションを重視して、電装をやめました。叡電も室内灯、前照灯共につけていないので、まあいいでしょう。

686 も同様に上まわり完成。こちらの行先表示は、京都駅としました。

残る作業は、床下機器、ブレーキ弁と客用座席の工作とその塗装。ここまで長い時間がかかりましたが、完成はもう間近です。

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