京都市電 600型

 その11

686 の残る前面の穴あけを行い、通風口のルーバー加工を行いました。
ルーバーは、0.2mm 真鍮丸線で表現しました。詳しい作り方は、こちらをどうぞ。
2006年11月2日

686 の方向幕穴を0.25mm 真鍮板でふさぎました。埋めたあとがほんの少しわかる程度に半田を流してあります。塗装すると多少目立って、実車の雰囲気が出せると期待しています。

さらに、0.25mm 真鍮板で行き先表示部の縁取りをしました。ハンダ付け、整形後、ヤスリで薄く削りました。最初から薄い素材ですと、穴あけ、整形に苦労しますので、ある程度厚みのある素材を使用して薄く削り込むとうまくできます。

引き続き、686 窓下部を斜めに削りテーパーを入れた上で、0.25mm 真鍮板で窓枠を作りました。
資料等でいろいろお世話になっている方から、601右上の穴は通風口ではなく、686 同様、方向幕とのご指摘をいただきました。ありがとうございます。

早速、右上のルーバーを取り除きました。

686 前面窓に水切りを付けました。

精度の良い福原金属の 0.6 x 0.4mm 真鍮帯板を焼きなまし形を整えて、位置に気をつけながらハンダ付けします。ハンダ付け後、上面を軽く斜めにヤスリがけしました。

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