京都市電 600型

 その5

2006年10月15日

601 下段窓枠工作が終わりました。

あまり目立たないと言えば目立ちませんが、戸袋窓を除いて2段窓枠表現になっています。まあ、自己満足の標準工法です。
ウィンドウシルと呼んでいいのかどうかわかりませんが、窓下にある2本のモールドを表現します。

0.35mm 真鍮線をアルミ板を基準にまっすぐにハンダ付けしました。これが曲がってますと車体が台無しになりますので、慎重に作業を行いました。

当初 0.3mm 真鍮線を使うつもりだったのですが、特徴を表現するには多少オーバースケールの方がいいかなと思い、あえて 0.35mm 線を使いました。

線の太さよりも、2本のモールドの間を少々あけすぎた気がしますが、601原型の下側モールドは車体色と同じ色なので良しとしました。686では多少狭めようかと考えています。

686の同様の工作を行う前に、乗降ドア下部の強度が心配なので 601の乗降ドア工作を行ってから、686工作に移ることにします。

ドアを付ける前に靴ずりを作りました。エコーモデルの菱形目洋白板から、いつものように靴ずりを作り、車体側板側の菱形目をヤスリで削り角を丸めました。実車がどうなっているのか詳しく知らないので、なんとも言えないのですが、バスなどはこんな感じだろうってことで作りました。

2006年10月16日

601 の乗降ドアを作りました。0.25mm 厚の真鍮板を使い、ドアレールには 0.15 x 0.3mm の洋白帯板を使用しています。

昨日、間隔が気になった窓下のモールドですが、やはり気にいらず下のモールドを 0.5mm 上にずらしました。なお、このモールド 686 には存在しないようで、塗装を考えて、ほっとしました。

601 の工作は車体前面の工作を前に小休止。同じ作業の繰り返しなので少し気が思いですが、686 の窓枠、乗降ドア工作が待っています。

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