SRL311 購入にいたるまで

最近、鉄道模型工作趣味の方はすっかりご無沙汰になってしまっていますが、その理由が、車の方に力を入れてしまっているからです。
サンフランシスコベイエリアに住んでいた頃は、模型工作部屋がガレージと言うこともあって、工作時間が少なくなり、車をいじることが多くなりました。
ボストンに戻ってきて、工作部屋こそ以前の地下室の広いスペースに戻りましたが、仕事が忙しく趣味の時間を取ることができませんでした。今年半ばくらいから比較的時間に余裕が出てきましたが、 以前にこのブログにも書いたように SRL311 Datsun Roadster 購入にいたり、模型工作よりもこちらのリストアの方が週末の主な楽しみになりました。
夏も終わり、だんだん寒くなってきて、いわゆるオープンカーのSRL311は乗る機会がなくなってきました。2週間後にはボディーショップでさびの出たボディー修復と全塗装を予定しています。
冬を迎え、鉄道模型工作趣味再開と考えていますが、備忘録よろしく、リストアの記録を残していきたいと思います。

SRL311 購入に至った経緯ですが、ランエボに乗っていて、ふと電子制御ばっかりの車ではなく、違った意味で運転を楽しめる車があってもいいかなと思うことが多くなりました。ランエボに不満があるわけではなく、むしろ乗っていて楽しいんですが、コンピュータの介入が多いので、あえてコンピュータ介入なしもありではって考えたわけです。
そこで思いついたが旧車。最近、元気のない日本の製造業ですが、高度成長時代を代表する日本の旧車に的をしぼって探し始めたのが今年の4月くらいです。

日本の旧車で、一番最初に思いついたのが、スバル360。実はアメリカでも結構人気の高い車です。リサーチを始めて、そこそこ出物はあるものの、通勤に使うにはやはり排気量から考えても難しそうですし、コレクションと言うよりも運転して楽しみたいので、乗れる車に候補を移すことにしました。

実は前々からいつかは小型軽量ロードスターに乗ってみたいと思っていました。そこで思いついたのが、昔のトヨタ、日産、ホンダのロードスター。現実問題として、トヨタ、ホンダのロードスターは日本から持ち込まれた物になりますので、必然的に日産の Datsun ブランドのロードスター、SRL311 か SPL311 に的を絞ることになりました。

調べていく課程で、最初に目が付いたのが Sora Blue の SPL311 Datsun Roadster 1600 でした。スペアエンジンもあるとのことでしたので、詳細を詰めるに至ったんですが、車の所在地が降雪地帯でもあるワイオミング州にあり、さびの心配があったことと、運送費がかなりかかること、そして何より 1600 と言う排気量と4速ミッションと言うことから見送り、SRL311 にさらに絞って探すことにしました。

探し始めて1ヶ月ほどして見つけたのが購入に至った SRL311 です。インターネットで見つけた広告を元にオーナーに初めてメールしたのが 5月18日でした。
元のオーナーはカリフォルニア、フロリダ在住の現オーナーが購入し、エンジンを U20 から S13シルビアのSR20DE に載せ替えた車でした。塗装はオリジナル。旧車の最大の天敵、さびはほとんどなく、いくつか送ってもらった写真でも状態はかなりいい物のようでした。キャブレター仕様のオリジナル U20 エンジンも魅力ですが、メンテナンスに使える時間と労力を考えたら EFI エンジンの SR20DE の方がはるかに楽です。エンジンスワップにかかる費用とかも考えたら、お買い得と考え詳細を詰め始めるに至りました。

iPhone に戻りました

iPhone 3GS から Motorola Droid2 Android 携帯に移行して1年弱。
直感的に使えるAndroid のウィジェットに未練はあるんですが、Mac との親和性、会社のインフラが揃っていることを考慮して iPhone に戻りました。会社の電話回線ですので、いつでもペナルティなしで電話機を替えられるのも後押しとなりました。

以前に 3GS を使っていましたが、当時はサンフランシスコベイエリアに住んでいて、AT&T の回線の悪さに辟易しましたが、Verizon の LTE 回線はボストン周辺では問題なくつながるようです。もっとも自宅では WiFi 接続なので回線の速さを実感するには至っていません。操作性は 3GSと特に変わらず、ああ、そう言えばこうだったな、ってな具合で、いい点も悪い点も一緒です。

薄く軽くて華奢なので落としたら一発で壊しそうです。バンパーくらい買った方がいいかもしれません。